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【映画レビュー】キングダム 大将軍の帰還【原作未読・歴史知識0でもOK】

映画
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※本記事は、キャスト情報/ストーリー内容などネタバレが含まれます

大人気漫画の実写版「キングダム」第4作。

1作目は2019年4月19日に公開され、同年の邦画実写映画として興行収入1位となったほどの人気作。

この記事では、原作未読・歴史知識0の私が「キングダム 大将軍の帰還」のレビューを書いていきます。

【結論】原作未読・歴史知識0でも楽しめる!

私は原作を読んだことがなく、歴史も全く知識がありません。

(どの国でどの時系列で何が起きていたか、頭を整理できなかった)

鑑賞前のキングダムの印象は「中国であった戦争の話っぽい」だけです。(人気があることは知っていました。)

夫から誘われ「キャスト豪華だし映画館のポイントも貯まってるし観てみようか」くらいのノリで1作目を鑑賞したところ、あまりの面白さに衝撃を受けました。

今作だけ観てももちろん楽しめますが、可能であれば過去3作を観てから鑑賞した方がより楽しむことができると思います!

あらすじ

前作「キングダム 運命の炎」のあらすじ

映画「キングダム」は、中国の春秋戦国時代を舞台に、亡き友との約束を胸に戦う少年と、”中華統一”を目指す若き秦王を描いた、原泰久の漫画を実写化したシリーズ作。

3作目である前作「キングダム 運命の炎」では、趙国による秦国への侵攻を防ぐため、信が率いる部隊「飛信隊」が特殊任務を請け負う。

敵将を討ち取った飛信隊が勝利の宴を楽しむある晩、趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)が現れ、攻撃を仕掛けてきたところでエンドロール。

今作「キングダム 大将軍の帰還」のあらすじ

攻撃を仕掛けられ、次々と命を落としていく飛信隊メンバー。

仲間と次々を失い、怒りに狂う信(山﨑賢人)と羌瘣(清野菜名)が龐煖に攻撃を挑むが、返り討ちに遭い信は気月してしまい、羌瘣も重傷を負う。

さらに趙国の騎馬隊も現れ逃げ場を失うが、「信だけは守り抜く」と飛信隊は命がけで脱出を試みる。

「キングダム 大将軍の帰還」の見どころ

見どころ①龐煖vs飛信隊

前作の続き、龐煖vs飛信隊、息をつく間もないほどの激しい対戦シーンから始まります。

哀しみの一族とも呼ばれる暗殺一族「蚩尤 (しゆう)」の一人、羌瘣(清野菜名)の舞うようなアクションは必見です。

龐煖の攻撃から必死で信を守ろうとする飛信隊の姿も、涙なしには見られません。

前作で描かれた、信と尾到(三浦貴大)が草むらに寝転がり、出会ったときのことを笑いあうシーン。

4作目のこのシーンに繋がっていたとは・・!と鳥肌が立ちました。

見どころ②主役は王騎(大沢たかお)で決まり!

1作目から圧倒的存在感の王騎(大沢たかお)が、今作の主役といっても過言ではありません。

中華に名を轟かす、秦国随一の大将軍、王騎。

いつでも冷静、頭が切れ、超強いのにどこかユーモラス。部下からの信頼も厚い理想の上司のような存在。

ゆったりとした口調、「ですねぇ」など語尾が若干間延びする話し方が癖になる、強烈なキャラクターです。

(ちなみに大沢たかおさんは、キングダムのために20kg増の90kgまで増量したというエピソードも・・)

前作までは飄々と戦いをこなす印象があった王騎。

今作では王騎の過去が明かされ、龐煖への憎悪や怒り、悲しみといった感情をむき出しで戦う姿が印象的でした。

重い矛を振り回し死闘を続ける王騎と龐煖。

急所を突かれながらも死闘を続け、信へ「大将軍の景色」を見せ、部下たちにを鼓舞する姿は涙なしには観られません。

戦闘シーン以外にも、王騎が昭王から預かった遺言を、「仕えるに値する王」と認めた嬴政(吉沢亮)に伝えていたこともグッときました。

見どころ③見事な伏線回収

映画タイトルの副題「大将軍の帰還」。鑑賞前は、大将軍 王騎が戦場に帰ってきたことを示すものだと思っていましたが、最後の最後にやられました・・。

その真意を知り、エンドロールが終わってからもしばらく席を立つことができませんでした。

鑑賞から数週間たった今でも、最後のシーンを思い出すと胸が熱くなります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

原作未読・歴史知識0の私でも、本シリーズを楽しむことができました。

今作が最終章とのことですが、信が王騎の矛を受け継いだり、趙軍を裏で操る天才軍師 李牧(小栗旬)の登場など、まだまだ気になることが多いので、次回作がリリースされることを期待しています!

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