【ソウル】24時間営業 SPAREX(スパレックス)東大門に宿泊してみた感想

2024年10月、土曜深夜ソウル着・日曜夜成田着の弾丸旅行をした際に、

ホテルを取らず「SPAREX 東大門店」に宿泊しました。

この記事では、

• アクセス、料金など基本情報
• 利用方法
• 実際に施設を利用して分かった注意点

を中心にご紹介します。

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SPAREX 東大門　基本情報

そもそもどんな施設？

SPAREX 東大門は、東大門のショッピングセンター「GOOD MORNING　CITY」の地下3・4階にある、

チムジルバン・サウナ・お風呂・食事を楽しめる24時間営業の温浴施設です。

私が訪れたときは日本人観光客もたくさん見かけました。地元の方だけでなく、観光客にも人気です。

アクセス

ふたつの地下鉄駅から向かうことができます。

①「東大門歴史文化公園駅」の14番出口からすぐ

②「東大門駅」4番出口から徒歩5分

住所：ソウル特別市 中区 奨忠壇路 247 , モール B3～B4F
　　　(서울특별시 중구 장충단로 247 , 몰 B3～B4F)

TEL：02-2273-2777

※私は地下鉄の終電を逃し、「弘大入口駅」からタクシーで向かいました。(30分弱ほど・35,000ウォン)

タクシー運転手に行先を伝えるとき、ハングル住所をメモしておらず苦戦しました。

これから旅行される方は、行先住所をハングルでメモしておくことをおすすめします！

入館料・営業時間

20時まで：大人 12,000ウォン・子供 7,000ウォン

20時以降：大人 15,000ウォン・子供 8,000ウォン

※館内での飲食・マッサージ・よもぎ蒸し・あかすり等は現金・クレジットカードで都度払い

営業時間：24時間営業・無休　※予約不要

再入場：不可

利用方法

①「GOOD MORNING CITY」の地下3階に降りる

②入口スタッフに入館料を支払う

　※スーツケースなど大きな荷物は、フロントで預ける

③館内着、フェイスタオル2枚、カギつきリストバンドを受け取る

④リストバンド番号の靴箱に靴を預ける

⑤同フロアにある脱衣所に荷物を預け、館内着に着替える

　※脱衣所のロッカーは縦長でハンガーあり、大きめリュックが入るサイズ。カギは靴箱と同じ

日本の温浴施設と流れは同じです。

私は脱衣所のロッカーにパスポート・財布など貴重品を預けましたが、不安な方はフロントに相談しましょう。

館内施設

地下4階には、チムジルバン・飲食・休憩スペースがあります。

土曜02:00～06:00に滞在し、人がかなり多かったです。

チムジルバンエリア

• 80℃前後のドーム型汗蒸幕(ハンジュンマク)が2種類
• 40℃前後のチムジルバンが3種類

合計5種のチムジルバンを楽しむことができます。

内部は暗くて静か、座ったり寝転んだり、中には爆睡する方もいらっしゃいました。

10℃前後のアイスサウナもあります。(アイスサウナの前室で寝ている方がいて驚きました)

自動販売機や無料の給水機があるので、必ず水分補給しましょう。

飲食エリア

24時間営業で、クレジット払い専用の専用端末から注文します。

写真はハングルですが、英語・中国語も選択可能です。

ソルロンタン 11,000ウォン・シッケ 4,000ウォン(甘酒に似た、お米を発酵させた飲み物)を注文しました。

レシートを受け取り、席で待機していると、厨房の方が韓国語で呼び出してくれます。

私は韓国語が全く分かりませんが、受け取りの際にレシートを見せたらどうにかなりました。

ソルロンタンは自分で味付けするタイプ。受け取りカウンターに塩などの調味料があります。

メニュー写真には載っていませんがキムチ2種・黒豆の煮物・雑穀米がセットで、ボリューム満点でした。

カップ麺やスナック菓子、缶ドリンクなども売っています。

こちらは専用端末で購入できないので、レジで直接購入するようです。

リストバンドを使用して支払うことはできません。現金・クレジットカードを持っていきましょう。

私はエコバッグにお財布とスマホを入れて持ち運びましたが、就寝時少し不安がありました。

館内着の下につけても目立たないボディバッグがあると便利です。

休憩エリア

韓国らしい建物を模したものやオブジェが並ぶ空間で、老若男女問わず床の上で雑魚寝する光景に驚きました。

実際に寝てみたところ、いびき・隣の方の腕が飛んでくるといったアクシデントがあり、

残念ながら熟睡はできなかったです・・。

一人ずつ入れる穴ぐらもありましたが、土曜深夜だからかどこも埋まっていました。

仮眠室は暗いだけで、休憩エリアとの違いは特にありません。

ブランケット類はないので、フェイスタオルや衣類で暖を取りましょう。

コンセントは自由に使えるようで、コンセント近くは特に人が多かったです。

韓国のコンセントの形状はSEタイプ・Cタイプの2種が主流です。

各国対応のマルチ変換プラグを持っていくのがおすすめ。

大浴場(女湯)

地下3階、更衣室の先に大浴場があります。

女性用更衣室には、女性用仮眠室(休憩エリアと同じく床で雑魚寝スタイル)・ヘアケアパウチやパック、日用品を販売する売店があります。

別料金で、よもぎ蒸しやあかすりを受けられます。

3種のお風呂

大浴場入って右側に、40℃前後のお風呂が3種類あります。

(真ん中のお風呂の温度計が”19℃”になっていましたが、ちゃんとお湯でした。)

2種のサウナ

大浴場入って正面奥に、90℃前後のドライサウナ・60℃前後のスチームサウナが2種類あります。

ドライサウナは椅子が5つ並んでおり、スチームサウナは椅子なしです。

3種の水風呂

大浴場入って左側に、20℃前後の水風呂が3種類あります。

泳げるくらい大きい浴槽があり、滝もあるので肩に当ててマッサージする方も。

アメニティ・ドライヤー

大浴場には固形せっけん（なぜか歯磨き粉も）、脱衣所には化粧水・乳液・綿棒があります。

その他アメニティは、持参するか売店で購入が必要です。

ドライヤーは3分200ウォンです。事前に小銭を用意しておきましょう。

ジム

地下3階 入口近くにジムもありました。

帰るときに初めて気づいたので利用していませんが、館内用シューズが必要とのことです。

注意点まとめ

入国カードの滞在先は「SPAREX 東大門」でOK

入国カードの”韓国の連絡先”は、「SPAREX 東大門」の住所・電話番号を書きました。

特に止められることなく入国できたので、以下を記入しましょう。

247 Jangchungdan-ro, Jung District, Seoul, KOREA　SPAREX Dongdaemun

TEL：02-2273-2777

「GOOD MORNING CITY」の営業時間外でも「SPAREX 東大門」は開いている

「GOOD MORNING CITY」の電気が消えていたので一瞬焦りましたが、足裏マッサージの看板の奥にある扉を開くと、エレベーターがあります。

ど派手なエレベーターホールで不安になるかもしれませんが、合っています。ご安心ください！

現金、特に小銭があると安心

地下4階で飲食する場合は、必ず現金・クレジットカードを持っていきましょう。

また、髪を乾かす人は最低200ウォンの小銭が必要です。

売店に人がいないこともあるので、入館前に小銭を用意するのがおすすめ。

私は施設の斜め前にある「セブンイレブン」で飲み物を買ってお札を崩しました。

宿泊するときは、ベッドやブランケットがないことを覚悟

“温浴施設”の仮眠スペースなので、快適にしっかり眠ることは求めない方が良いです。

共有スペースかつ固い床で寝るので、私の場合疲れはほとんど取れませんでした。

どこでも寝られる・睡眠時間削っていいから満喫したい！という方にはおすすめです！

館内着は意外と薄い

半袖・半ズボンの館内着、生地は思ったより薄いです。

気になる方は館内着用の下着をプラスアルファで持っていきましょう。

また、冷え対策に靴下を履くのも安心です。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

最初は常に警戒し、就寝時スマホをお腹に隠して寝たりしました。

が、実際に過ごしてみると、酔っぱらいや大声で話す人はおらず、皆さんしっかり休みに来ているのが伝わりました。

体の疲れは取れなかったものの、韓国文化を感じられた良い経験になったので、ぜひ足を運んでみてください！

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